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皆さん、こんにちは!岩間でございます。
今回は【群れ/魚群】の特に光物について書いていきたいと思います。

どのようなケースでもダイビングスキルは水中写真の出来栄えに非常に反映されます。
今回のテーマ、群れを撮影する際は【中世浮力】がもっとも重要です!
ダイビングスキルをアップさせながら、水中写真を楽しんでいきましょう!!

ポイント

  1. 絶対に群れを追い回さない! 魚が逃げます。魚の気持ちになって一緒に泳ぎましょう!
  2. 基本的には群れが自分の方向へくるポイントを予測して待ち構える。
  3. ストロボの設定、まず、TTLは効かない!と思ったほうがベターです。特に光物の魚は鏡に向かってストロボを発光させているようなものですからね!
  4. ダイビング器材、アクセサリーを活用。
    カレントフックで体を固定する、また使い慣れたBCDでしっかり浮力を調整。場合によってはミラー、等の光るものをキラキラさせると魚が寄ってきてくれるかも!
  5. 水中モードの活用!
    上記で述べたように光物の群れにTTL効果はあまり期待しないほうがいいです。その代わり、各社カメラが搭載している水中モード、もしくはご自分のお気に入りのセッティングで撮影したほうがご自身のイメージに近い写真になります!

※ 水中環境、またサンゴ等の水中生物を傷付けないように配慮した撮影に心がけましょうね!


群れの写真構図ですが、まずはフレームいっぱいに被写体をいれてみましょう!
迫力があります!



縦位置も撮りましょう!太陽、水面を入れるとより3D感がUPします!
順光、逆光で撮影してバリエーションをつけてみるのもいいですね!



魚によって光の反射率が違います。
また、浅いところに生息している、ある程度深いところに生息している等、個性がありますので、その個性を活かした方法で撮影に試みてください。
この写真はそれこそ、鏡のように反射するので水面のキラキラと一緒にさつえいしてみました!



同様に縦位置です。



イルカはランダムに泳ぎ回ってくれるので水面、水底をいれた構図で撮影してみましょう!



これはストロボを使用した例です。
このような写真にトライするときはGN(ガイドナンバー/ストロボの光量値)が20以上のパワーを備えているストロボを使用しましょう!それ以下だと被写体が青被りしてしまいます。

特に多く頂く質問!

Q. ワイドや、群れの撮影をする際はストロボ2灯必要ですか?

A. 岩間のアドバイスは【 NO 】です。
むしろ、群れの動きは予測が難しい場合があります。
シャッターチャンスを優先することを念頭にすると、機動性が高いほうが良いシャッターチャンスに出会える可能性が高いです。
むしろ、GN(ガイドナンバー)の強いストロボを1灯装備して、強い光を広く散らしながら撮影したほうが撮影ストレスを抑えつつ、楽しむことができます。
また、水深10mくらいまでであれば、ストロボ無しでもOKだと思います。

Q. ライトでワイド撮影はできますか?

A. ワイドマクロの撮影ならOKです!むしろ、ストロボよりきれいに、簡単に撮影できますね!

今回はこんな感じです!
2019年、好き放題書かせていただきましたが2020年も引き続きよろしくお願いいたします!

岩間

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