ビギナー必見!購入前に知るべき「ダイビングフィン」の特性とは?

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ダイビングのフィン選びって難しいと思ったことありませんか?

特に初めて購入しようと思っている方は、「同じようなものがいっぱいじゃん!」「あれとこれは何が違うの?」「値段もこんなに差があるけど機能がそんなに違うの!?」と、軽くパニックが起きそうですよね。

例えば、初めて会った人と話すのはちょっと抵抗があると思いますが、その人がどんな人物か、どんな性格か予め分かっていれば、会話が弾んだり仲良くなれるかもしれません。

自分と相性が良いフィンかどうか見極めるには、価格やデザイン(見た目)だけでなく、フィンの特性(性格)を知る必要がありそうです。

今回はフィンというものをより深く知ってもらうために、カタログや説明書には載っていない「材質や特性の違い」についてもお伝えしていきます。また、ダイバーをタイプ別に分けて、おすすめのフィンをご紹介します。

特にこれから「初めてフィンを購入される」という方は必見です!

すでにお持ちの方も、フィンの特性について再認識していただき、今後の買い替えなどで参考になればと思います。


▼ 目次

  1. フィンの種類
  2. 材質による特徴
  3. 長さと硬さによる効果の違い
  4. タイプ別おすすめフィン5選
  5. まとめ

フィンの種類

フィンは「ストラップタイプ」と「フルフットタイプ」の2種類に分かれます。

ストラップフィン

かかと部分のストラップでサイズを調節することができ、「着脱しやすさ・フィット感」を両立させた、初心者にも使いやすい定番タイプ。

ビーチダイビング、ボートダイビング等、あらゆるスタイルに対応が効くので、初めての方は最初の一本としておすすめです。

ストラップフィンはダイビングブーツが必須になりますので、フィンと一緒に揃えるとよいでしょう。

ストラップの種類

ストラップフィンのストラップ部分に種類があります。

通常のストラップはゴム製で、バックル部でサイズ調整をしますが、一部商品には伸縮性のある【金属製スプリング】【ゴム製バンジーコード】が採用されています。これらはサイズ調節の手間がなく、片手で引っ張るだけでスムーズな着脱ができ、とても便利です。さらに、一度履くと常に足に締め付ける力が働くため、水中でも緩むことがありません。

フィンによってはストラップ単体の別売りもあります。後から付け替えることでアップグレードも可能です。

<金属製スプリング>

<ゴム製バンジーコード>

フルフットフィン

フットポケットが靴のような形状で、かかと部分まで包み込まれることで、足との一体感が生まれます。そのおかげで蹴り心地が良く、蹴った力が効率よく伝わり推進力を生み出します。「素足で履ける」というコンセプトのため、リゾートでのボートダイビングに向いています。最近では足を保護するためにフルフットフィン専用ブーツ、または専用ソックスを着用する方も増えています。

ストラップフィンに比べると着脱しづらいですが、慣れてしまえば初心者でも十分に使いこなせます。

フィン購入前の「ブーツ選び」がポイント

実はフィンを扱う上で、ブーツ選びがものすごく大事だってことご存知でしたか?

経験豊富なインスラクターの体験上、「フィンに合ったブーツ」「足に合ったブーツ」をしっかり選ぶことが何より大事で、泳ぎに違いが出ると言います。

せっかく気に入ったフィンを手に入れても、ブーツとの相性やサイズが合っていなければ、フィンの性能を十分に引き出すことはできません。

特に注意が必要なのはブーツの「サイズ」です。

ブーツは水が入ると緩む性質がありますので、ぴったりしたサイズ(隙間がない)を購入することをおすすめします。サイズが合っていないとフィンキックをしているうちに擦れて足が痛くなったり、重たい器材を背負った状態では歩きづらくなることがあります。

ブーツは試着をして慎重に選び、そして決まったブーツサイズに合わせてフィンのサイズを決める、といった流れで揃えていくと失敗がないでしょう。

ストラップフィンとフルフットフィン、どちらを選ぶべき?

私の場合、夏に沖縄でダイビングをする時はフルフットフィンを持っていきます。ブーツが要らないので荷物も少なく済みますし、きれいな海に裸足で入る感覚が気持ちよくて好きだからです。フルフットフィン特有の、足とフィンの一体感で得られる蹴り心地も気に入っています。

ストラップフィンは冬場にドライスーツで潜るときや、足場の悪いビーチダイビングなどに欠かせません。主に伊豆半島で使うことが多いです。季節や場所を問わず万能に使えるフィンなので、お気に入りの一本をぜひ見つけてみてください。

どちらの方が良いというのはありませんが、初心者には着脱がラクで、ビーチでもボートでも万能に使えるストラップフィンがまずはおすすめです。

いろいろなダイビングを経験してから、新たにフルフットフィンを手に入れて、環境によって使い分けるのも良いでしょう。

材質による特徴

普段の生活の中でも、鍋やフライパンのように材質により効果が変わるものが存在します。ダイビングフィンも同じで、大きく3種類の材質に分けることができ、それぞれに特徴があります。

プラスチック

デザイン性に優れたものが多く、世界的に最もシェアのある材質です。

プラスチックと他の材質(ゴムやウレタン)を複合させた製品が主流になります。

硬くて扱いづらいイメージを持つ方もいますが、最近ではラクに蹴れるよう設計されたモデルが多く、初心者にもおすすめです。軽くてやや長いものが多いです。

ゴム

しなやかで弾力性があるゴムフィンは日本人ダイバーに人気です。

力のない方でもフィンの重さを利用して、軽い力でラクに蹴り下ろすことができます。

足が浮かずに安定感があるため、ドライスーツダイビングや、水中撮影に適しています。

ウレタン

ゴムより軽く、プラスチックより重い、推進力とバランスを兼ね揃えた良いとこ取りの高品質素材。

優れた耐久性を誇り、あらゆる環境でタフに使うことができます。

他の素材に比べて透明性や光沢感に優れており、高級感のある美しい質感も魅力のひとつです。

フィンは一見同じように見えても、材質により特徴が違うということが分かりました。

まとめると、

プラスチック :デザイン性が良くて、軽い

ゴム     :蹴り心地が良くて、安定感がある

ウレタン   :耐久性が良くて、高級感がある

 

ちなみに私はTUSA FF16というゴムフィンを愛用しています。持ち運びもコンパクトで、蹴り心地も良く、疲労感が少ないので気に入っています。

材質の特徴をふまえ、あなたのダイビングスタイルに合わせて選んでみましょう。

長さと硬さによる効果の違い

レンタルで借りたフィンが「柔らかくて全然進まなかった」「固くて足が疲れた」など、自分に合わなかった経験をされたことってありませんか。

フィンには「長さ」「硬さ」があり、その2つのバランスがあなたの脚力に合えば、快適なフィンと言えます。しっかり進んで疲労感も少ないでしょう。しかし言い換えると、あなたに合っていなければ「ストレス」となってしまいます。

自転車に例えて説明することができるので、ちょっと想像してみてください。

あなたがギア付きの自転車に乗っているとして、スピードを出したいときは「重いギア」に入れますよね。

重いギアは、フィンでいう「長い・硬い」フィンです。キック数が少なくスピードは出ますが、足への負担(疲労)が大きくなります。

逆に楽をしたいとき、自転車で坂を上るには「軽いギア」に入れます。

軽いギアは、フィンでいう「短い・柔らかい」フィンです。キック数が増えスピードはあまり出ませんが、足への負担(疲労)は少なくなります。

 

フィンの性能がどんなに良くても、使いこなすことができなければ無駄に体力を消耗してしまいます。自分の脚力や体力、よく潜るシチュエーションに合わせてフィンを選ぶことが大切になります。

例えば、脚力に自信がない女性やシニアの方は、長くて硬いフィンを使っても、重くて長時間泳ぐことが難しいかもしれません。まずは「短め」、もしくは「柔らかめ」のフィンで試してみましょう。

反対に、脚力や持久力に自信が有るあなたなら、「長くてしなりのある」フィンを使うと、推進力を最大限に生かすことができるでしょう。

また、パワーや瞬発力を必要とする人は、長さは「短くて硬め」のフィンと相性が良いです。

このようにフィンの材質や形状はもちろん、ご自身の脚力に合ったフィンを見つけるためには、実際に試してみなければ感覚を知ることは困難です。できればレンタルや器材モニター会で色々なフィンを実際に試すのが理想的です。

また、周囲で気になるフィンを履いている人がいれば、休憩時間などに借りて試させてもらっても良いかもしれません。

タイプ別おすすめフィン5選

実際にどのようなダイバーに、どういったフィンが使いやすいのか、タイプ別におすすめのフィンをご紹介していきます。

スピード

自慢の脚力を活かし推進力にこだわる、スピード狂なあなたにおすすめの一本

GULL ワープフィン(Black)

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デザイン

デザインやカラーにこだわりたい、おしゃれダイバーなあなたにおすすめの一本

MARES エクストリーム

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水中写真

安定したフィンワークで一瞬を逃さない、カメラ派なあなたにおすすめの一本

GULL スーパーミューXX

スタミナ

最後まで疲れずにラクに泳ぎたい、スタミナ重視なあなたにおすすめの一本

TUSA FF16Z

軽量・コンパクト

沖縄や海外で、リゾートダイビングを楽しむあなたにおすすめの一本

Hele i Waho Alakai

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まとめ

・最初に買うべき一本は、万能なストラップフィンがオススメ!

・材質の特徴はデザインならプラスチック!楽なのはゴム!良いとこ取りはウレタン!

・自分の体力に合わせた「硬さ・長さ」選びが肝心!

・迷ったときはタイプ別おすすめ5選を参考に!

 

ダイビング器材の基本とも言える、『フィン』についてお伝えしてきました。

最初にインストラクターにおすすめされたフィンも、いつかは自分に合わなくなる時がきたり、他に欲しいフィンが出てきたりします。自分の体力・脚力・スキル・経験などが変わっていけば、「フィンも変わる」ということです。

そんな時、今回お伝えしたフィンの特性を思い出していただくと、選ぶヒントになるかもしれません。

やっぱりどれを選んだら良いかわからない!そんな時はAQROSのスタッフに聞いてみてください。私たちはいつも、あなたのダイビングライフを応援しています!

最後にちょっと豆知識

ダイビング器材の運搬に欠かせないメッシュバッグ。収納する順番で、最初に入れた方が良いのは「フィン」です。

なぜかというと、フィンをメッシュバッグの底に敷くことで、他の器材を衝撃から守ってくれる効果があります。また、フィンのフットポケットにマスクを収納すると、マスクの保護にもなります。

ちょっとした工夫で、大切な器材を長く使うための豆知識でした。

ぜひ試してみてください!

 

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